2015年3月25日水曜日

(番外編)グラフィティ in Tunis (1)

路面電車のキャンパス駅から会場のエルマナールの間にはいくつかの格好のグラフィティのロケーションがある。高速道路脇の塀に描かれたまだ新しいグラフィティは2年前にはなかった。ボランティアの高校生に「意味」を尋ねたが「わからない」と。

ちょっとした地下道にもグラフィティが多い。世界各国共通の「警官クタバレ」(画面左下)は、この国で見るとかなり異なる「意味」を感じてしまう。というのも、チュニジアの独裁政権が打倒されるきっかけが、路上の露天商の青年モハメド・ブアジジが警察の強制的に排除に焼身自殺で抗議したことにあったからだ。若者の高失業率と政府の腐敗、貧富の格差が背景にあった。
他方で、ここでもサパティスタは人気者だ。前回もあちこちでみかけたが、今回は某観光地の駅で。

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