事前にアナウンスされていた場所や時間帯が変更されていたせいも若干は影響しているかも知れませんが、参加者が少なかったという印象です。それは、24日に開かれた女性集会の熱気や2011年のダカールでの社会運動総会と比べて、そういう印象を持ちました。おそらく200人くらいだったと思います。
前回のWSFチュニスは参加していないでわかりませんが、ダカールでは「アラブの春」がはじまった高揚感があったのに比べて、今回は「アラブの春」以降の混迷した中東情勢が影響していることは否めないと思います。
ダカールの社会運動総会
昨日の社会運動総会
通訳体制も不十分で、ダカールの時はFM受信機とイヤホンが配られ、英語が聞けました。しかし、今回は英語で聞こうとする人はいくつかのグループに分かれて、「ウイスパー(ささやき)」形式で、ボランティアの通訳者の英語を耳を寄せ合って聞かなければならず、断片的な情報しか入ってきませんでした。
総会の最初には、CADTM(第三世界の債務帳消しを求める委員会)のエリック・トゥーサンがスピーチをおこないました。しかし、前述の理由で内容を余り把握できないままに終わりました。
ワークショップを選ぶ際には、何語を基本としているか、どんな通訳体制をとっているかのチェックが不可欠です。社会運動総会でも、もう少しきちんとした通訳体制をとって欲しかったというのが、率直な印象です。
総会の最初の部分をほんの短い動画ですが、youtubeにアップしました。
社会運動総会・WSF2015
https://www.youtube.com/watch?v=ykzYw30gDlw
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