2009年1月28日水曜日

日本からの参加者で交流会

寺本 勉 ATTAC関西/APWSL関西

オープニング・ラリーは、私たちが解散したあとも延々と続き、最終的に終了したのは8時前だったそうです。ラリー参加者がいかに大勢であったかわかります。

27日の夜、日本から参加したメンバーにベレン現地の方を交えて、交流会が開かれました。この交流会には、WSFおおさか連絡会、ATTAC、APWSL,PP研などのメンバーの他、ベレンのNGO「エマウス共和国運動」にかかわってこられた田村さん、そしてベレンで写真を通じた自己啓発にとりくむNGOのマキコさん、今回のWSFベレンへの参加でいろいろとお世話になった現地旅行社「アマゾン・トラベル・サービス」の北島社長にも参加していただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。

交流会の場所は、「地球の歩き方」でも紹介されている地元名物のドロガニ料理の店です。各自が自己紹介した後、早速ドロガニ料理にチャレンジ。北島さんから、「フォーラムだけでなく、ベレンの街並み、料理、人々についても吸収していって下さい」とのアドバイスを受け、料理に舌鼓をうつとともに、北島さん、マキコさん、田村さんにさまざまな質問をぶつけました。その中で、ベレンに来てから、みんなが抱いていた疑問が数多く氷解しました。

たとえば、ブラジル料理に必ず添えられる黄色い粉のようなものは何から作られるのか、市内にある「Y.YAMADA」という電気製品なども扱うスーパーは、日本のヤマダ電機と関係あるのか、ドロガニがおいしいのはなぜか、等々です。

ちなみに、上の3つの疑問に対する答えは、
「芋の搾りかすを鍋で炒ったもので、ブラジルの人々は何をおいても、料理にこれをかけて食べます」
「ヤマダヨシオという日系ブラジル人の方が創立者で、ヤマダ電機とは関係ありません」
「アマゾン川とともに流れてきた養分が、河口のマングローブ林で沈殿し、それを食べて大きくなったからです」
でした。

日本でカニを食べる時は「場が静かになる」と言いますが、ベレンでのカニの食べ方は「板の上にカニの脚などを乗せ、木づちのようなもので叩いて、殻を割って食べる」というもので、結構にぎやかな食事となりました。

27日の深夜には、ATTAC東海のメンバーが最後にベレンに到着し、参加者が揃いました。彼は、名古屋~ドバイ~サンパウロ~ベレンというルートで来たのですが、名古屋~ドバイの機内は、期間工や派遣で首を切られた日系ブラジル人であふれていたそうです。

28日の午前中は、「アマゾン・デー」が行われ、本格的なフォーラムの開始となります。

エマウス共和国運動のHPは、
http://emausjapan.org/index.php
です。ぜひ一度アクセスしてみて下さい。

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