2015年の世界社会フォーラム(World Social Forum / Fórum Social Mundial)は、3月24日から3月38日まで、チュニス(チュニジア)で開催されます。このブログでは、日本からの参加者のレポートをお届けする予定です。
2009年1月27日火曜日
いよいよ明日から始まります
労働者党の看板
山口響(ピープルズ・プラン研究所)
ベレンに早く着きすぎた私は、昨日(25日)一日をかけて、ベレンの街中をブラブラと歩いてきました。ここで世界社会フォーラムが行われると一見してわかるものはまだほとんどないのですが、あるところに、ブラジル労働者党の掲げた「ようこそ、世界の市民」と書かれたボードがありました(各国語で書いてあるのですが、なぜか右上に日本語も)。
よいかどうかの評価は別にして、これだけ大きなイベントともなると、かなりのカネが動くし、政党や州政府などの支援がないとやはり行うことができないのです。
さて、今日(26日)はアマゾン連邦農業大学(UFRA)へ参加者登録にいってきました。300人ほどの人が並んでいたでしょうか。大学へとタクシーで向かう途中の街道沿いに、貧しい人びとの住む場所をみることができました。田舎でありながらもそれなりに整備された大学の雰囲気とかなり印象がちがいます。
本当に困っている人たち、本当に社会を変えたいと願っている人たちのための世界社会フォーラムなのか、現段階では見極めることができません。そもそも、これだけ大きな世界的イベントにそういう機能を求めること自体がまちがっているのかもしれません。かくいう私も、25万円近い飛行機代を払って、こちらに来ているわけですし。
参加登録のようす
いよいよ明日、ベレン市中の行進(デモ)から、世界社会フォーラムはスタートです。
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