2009年2月4日水曜日

国際評議会(IC)


Hangar, Belem
Originally uploaded by skasuga

 世界社会フォーラムの基本方針を決定する国際評議会が、閉会後の二日間を使って開かれています。
 毎回、参加団体が好き勝手なことを述べあう場になっていて、なぜこれでコンセンサスが形成されるのか、日本人としては理解に苦しむのですが、二日間が終わるころには今後2年の行動方針のようなものが見えてきます。

 今回は、パレスチナ問題、環境、先住民、そしてもちろん世界的な危機(経済危機、食糧危機、エネルギー危機、そして何人かの論者はそれに「労働危機」を加えるべきだと述べました)といったトピックが熱心に議論されていました。
 また、2010年は"Global Action Year"と規定され、全世界でローカルないしはテーマごとの社会フォーラムを積極的に開催していくことがほぼ確認されてきています。
 その中で、パレスティナ領内で行われる平和フォーラムも提言されていました。
 2011年は、今のところアフリカ(セネガルないし南ア)開催が濃厚な情勢です。

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