2009年2月1日日曜日

豪雨の中、アツいオープニングのデモ

秋本 陽子 (ATTAC Japan首都圏)

 3時からのデモは熱帯地域特有の瞬間的豪雨に大歓迎されて始まった。傘や合羽を使う人もいたが、ほとんどの人はびしょぬれのままデモを続けた。道路にあふれかえるほど集まった人たち(半分以上が20代のブラジルの若者たち)は、歓迎シャワーを浴びて楽しんでいるかのごとく、激しい雨のパンチを手でしきりにぬぐい、踊りながら、デモを続けた。タンクトップの女性たち、または上半身はだかで、へそを出したローウェストのゆるめのパンツをはいた青年たちも、アンダーウェアまでぬれているのがはっきりと分かるくらい、みんなびしょぬれになっている。そしてこのぐちゃぐちゃのデモ隊の中に混じって、自転車やリヤカーを押しながら商魂たくましく水やビールを売り続けるおっちゃんたち-これがまたよく売れる-、さらにはデモ行進の最中に、うちらの熱愛を見て、と言わんばかりに抱き合って熱いキスをしているカップルもいる。いろんな人がいて、ブラジルのデモは本当に楽しい!

 ATTACジャパンの隊列は、9条のハッピ姿で登場したWSF大阪の人たちとともに、海外ATTACの隊列に後ろにくっついた。海外勢の大半はフランスからだ。ATTACフランスの現代表、オーレリーさん(20代後半?)、元事務局長をやっていた人(名前は忘れたが、労働組合のCGTの人)や、また元事務局スタッフのクリストフ・ベンチュラさん、また2007年ドイツ・ロストクのG8対抗アクションでお世話になったATTACドイツのフーゴーさん、昨年7月G8対抗アクションで札幌にやってきたATTACドイツのアレクシスさん、WSF ICアブジャ会議で知り合ったATTACイタリアの女性もいた。ATTACジャパンの旗やバナーは海外ATTACの人や、デモの最中に知り合ったブラジル人が持ってくれた。ATTACフランスは、しっかりと雨対策としてきており、%マークの入った真っ赤なATTACカッパを羽織っていた。デモでは、いろんな人たちに会った。

0 件のコメント:

コメントを投稿