2015年3月16日月曜日

世界社会フォーラム2015まで一週間

 世界社会フォーラム2015の開会まで、あと一週間となりました。日本からも10名近くが参加する予定です。

 チュニジアのチュニスでの開催は前回に続いて2回目です。チュニジアでは昨年10月に総選挙、11月23日と12月21日に大統領選挙が行われ、曲がりなりにも「アラブの春」の成果が継承されている形とはなっていますが、対外債務、政府の新自由主義的な政策など、チュニジア社会の抱える社会的問題の解決からは程遠い現状にあることも事実です。今回の世界社会フォーラムでは、「アラブの春」以降の中東における諸問題も議論されると思われ、このブログでもできるだけ現地の状況や活動家の意見なども伝えていきたいと思っています。ご期待下さい。

 世界社会フォーラム2015のスケジュールですが、24日午後にオープニング・パレードが行われてスタートし、28日午後のクロージング・セレモニー(パレード)で閉会する予定です。すでに多くのワークショップの案内がHPに掲載されています。日本に関係するものとしては、26日午前に「核エネルギー問題の課題別フォーラム日本開催」問題を議論するワークショップが、そして28日昼ごろに「福島の状況」を報告するワークショップが開かれます。

 この世界社会フォーラムを現地から報告するイベントが、大阪では3月28日(土)に行われます。会場は、討論バー・シチズン(大阪・日本橋、地下鉄「恵美須町」駅下車すぐ)、時間は17時からです。チュニジア現地から直接、インターネットを通じて報告する予定ですので、ぜひご参加下さい。

ATTAC関西グループ
寺本 勉
 
 
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