2009年1月20日火曜日

洋服の青山から、ベレンを望む

 何と先週になって、ベレン行きを決めた。あわてて、五反田の領事館にビザ申請に行ってきた。
 領事館は五反田駅前、洋服の青山のビルの2Fにあった。住所を見て、駅前を探したが、それらしき建物が見つからないので、交番で聞いたら、「青山の2階だよ。ほら、あそこに国旗があるだろっ!
」と指差しながら、ぶっきらぼうな言い草で教えてくれた。
 中に入ってみたら、ブラジル人がたくさんいて、すごく混んでいたが、領事館とは思えず、なんか昔の田舎のバス発着所で、切符を買うようなそんな雰囲気が漂っていた。狭い部屋に窓口が5つあり、待っている人のために、長椅子が6個ぐらいあって、テレビがあった。テレビはもちろん、ブラジルの番組で、内容はどうも恋愛ドラマのようだった。受付の領事館職員は、誰もネクタイをしていない。ラフなセーターだ。こんな感じがブラジルなんだ・・・ブラジルって、いいよね。

 でもベレンって、どんなところなんだろう。これまで、第1回を除けば、世界社会フォーラムにはずっと参加してきた。従って、ブラジルにも3回行った。これまで開催されたポルトアレグレは、きれいな街だったが、物価は高かった。
 今回WSF参加者は宿が見つからず、四苦八苦している人が多いと聞く。私は、CADTM(第三世界債務帳消委員会:債務帳消し運動のグローバル・ネットワーク。本部はベルギー)が確保した宿に便乗させてもらうことにした。そこで、先日、1泊いくらか、と聞いたら、食事なしで6ユーロ程度だという!
 えーっ、ちょっと待ってくれ、どんなとこなんだ?1,000円未満で泊まれるなんて・・・ベレンは物価が安いのか?
 果たして、出発前から、こんなノリでいいのかな・・・と不安だらけだが、飛行機に乗って、アトランタさえクリアできれば、何とかベレンに辿り着くだろう。
 

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